お知らせNews

2022.07.22

事務所移転・新ロゴマークのお知らせ

このたび一般財団法人アジア農業協同組合振興機関(IDACA)は、2022年7月22日に事務所を移転することになりましたので、ご案内申し上げます。

 

事務所移転に伴い、新しいロゴマークを制定し「情報と人的ネットワークのハブ」として生まれ変わり、アジアの農村現場に「イノベーションをもたらす触媒役」となるため、積極的な事業展開を実践してまいります。今後とも一層のご指導ご鞭撻を賜わりますようお願い申し上げます。

 

【移転先住所・電話番号】

〒194-0022 東京都町田市森野2丁目30番14号

TEL: 042-860-7801  FAX: 042-860-7802

 

【最寄り駅】

JR町田駅から徒歩10分

小田急線町田駅から徒歩7分

 

【移転日】

2022年7月22日(金)

2022.02.26

国際穀物理事会(IGC)との連携協定締結について

このたび、一般財団法人アジア農業協同組合振興機関(IDACA)は2022年126日、国際穀物理事会(IGC:本部ロンドン)と連携協定を締結しました。

IGCは穀物貿易における国際協力の促進、情報交換の場の提供などを行う政府間組織で、現在わが国をはじめ29ヶ国及び欧州連合が加盟しております。今回の協定締結で当機関が実施する研修に対してIGCから講師派遣が行われるなどのメリットが期待されことから、連携協定を締結する運びとなりました。

2021.12.03

国際穀物理事会(International Grains Council)より常務理事のArnaud Petit氏をお招きして講演をしていただきました。

ICA研修としては初めての試みで、海外から外国人講師、国際穀物理事会(International Grains Council)より常務理事のArnaud Petit氏をお招きして講演をしていただきました。

 講師から送られてきた講義ビデオを研修員の皆さんに事前配信し、視聴してもらい、123日の午後3時より約2時間、講師と研修員全員をオンラインで繋いで質疑応答のセッションを実施しました。IGCの組織概要や、IGCが分析・調査の対象としている穀物、主に米、メイズ、小麦、大麦、油糧種子、大豆、豆類などの生産状況や市場動向等についてグローバルな視点からの情報を得ることができ、研修員にとっても有意義な時間となりました。

2021.11.18

オーストラリア大使館の農務担当官2名が来館されました

20211118日にオーストラリア大使館の農務担当官2名がIDACAに来られました。

館内見学の後、IDACAの設立の経緯や活動状況を説明した後、日本と途上国の農業課題について意見を交換しました。とても有意義な時間を持つことができました。

2021.10.05

「アジア地域の農民グループによる気候変動への取り組み」(The Climakers Asia Digital Workshop)を実施しました。

105日に、広く農業・食品関係者を対象として、「アジア地域の農民グループによる気候変動への取り組み」(The Climakers Asia Digital Workshop)に関するワークショップが無事終了いたしました。

気候変動に対して様々な取り組みを行うアジア9カ国の優良事例を紹介しながら、発表者ならびに参加者で意見交換をしました。IDACAの中家理事長が以下の内容で開会の挨拶をしました。

 

みなさん、こんにちは。IDACA理事長であり、JA全中会長でもあります中家徹です。IDACAを代表して、このワークショップの開会式でご挨拶できますことを大変嬉しく、また光栄に存じます

開会のご挨拶を申し上げるにあたり、まずもって、WFO、世界農業者機構のドゥイェーガー会長におかれましては、このワークショップの開催を、私どもIDACAにお任せいただきましたことに、心から敬意と感謝を表するものであります。

WFOは、すでに、気候変動対策について、世界の農業団体から多くの取り組み事例を収集し、国際的な場で政策提言を行うなどの成果を上げられております。

自然災害が非常に多いアジア地域でも、このワークショップを開催することで、農業者のみならず、多くの関係者の間で議論を深めることができるのは、きわめて時宜にかなっていると考えております。

IDACAは、アジア農業の潜在力を高めるため、JA全中の荷見安(はすみ やすし)初代会長の強力なリーダーシップにより、1963年に設立され、以来、約60年が経過しております。この間、アジアを中心に世界一30カ国から 6,500人以上の農協リーダーを研修員として受け入れ、日本の農協運営を学んでいただく機会を提供してまいりました。加えて、調査、開発協力事業を通じて、世界各地の農業者組織の育成や農協振興に貢献してまいりました。

この間、日本の農林水産省やJICA、ICA、アセアン事務局など様々な機関と連携して事業を進めてまいりましたが、今回初めて、WFOと連携してワークショップを開催できましたのは、私どもIDACAにとって、大きな誇りとなるものです。

本日は、2時間という限られた時間ではありますが、ご出席の皆様にとって実りあるものになることをご期待申し上げます。以上を申し上げ、歓迎のあいさつとさせていただきます。