お知らせNews

2024.08.07

自国の農業振興の目標を持ち7名の研修員訪日 令和6年度ICA「農民組織の育成推進を通じた持続可能な農業推進と農家所得向上」 研修の開催について

 

一般財団法人アジア農業協同組合振興機関(IDACA)は、農林水産省の資金拠出により、国際協同組合同盟アジア・太平洋地域事務局(ICA-AP)と協力し、令和6年度ICA「農民組織の育成推進を通じた持続可能な農業推進と農家所得向上」研修を対面形式で実施いたしますので、ご案内いたします。ご取材いただける場合は、大変お手数ですが、下記お問い合わせ先までご連絡ください。

 

本研修はアジア・大洋州地域を対象に、日本農業と農協についての講義や視察研修を通じて、農民組織の育成強化方策、気候変動等現代の新たな諸問題への対応、農家所得向上、また持続可能な農業のあり方などについて学びます。

 

研修員7名(7か国)は、自国での事前動画学習、タイ王国での15日間の研修後、815日に来日し、14日間の滞在期間で、各種講義や現場視察を行い、帰国後母国で実施するアクションプランを作成発表する予定です。

 

都内での講義のほかに、JA山梨中央会と連携した山梨県での現地研修の実施、JAはだのでの視察などを予定しています。

 

一般財団法人 アジア農業協同組合振興機関は創立61年目を迎えるJA全中の関連機関でアジア、アフリカ、大洋州の農業関係者を対象とした研修、開発事業、各種調査事業、受託事業等を行う機関です。創立以来135か国6,800名の研修員を受け入れています。

※本研修(ICA農民組織研修)ICA研修の中で一番伝統がある研修です。

 

<お問い合わせ先>

一般財団法人 アジア農業協同組合振興機関 担当(千葉・正能)

 

Tel042-860-7801 Fax042-860-7802

 

 

2024.07.29

マレーシア国セランゴール州大臣ら来訪

723日(火)、マレーシア国セランゴール州のダトゥク・リザム・ビン・ハジ・イスマル農村開発・協同組合・消費者大臣はじめマレーシア協同組合委員会長ら計11名に対し、日本の農業・農協に関する講義を行いました。

 

午前中は、弊機関の概要やJAグループ、日本の農業発展について詳しく説明し、マレーシアの農業発展に向けた意見交換を行いました。

 

午後には、JAかながわ西湘の協力を得て、選果場と直売所を視察しました。マレーシアにはないJAの仕組みに対する参加者の高い関心が伺えました。

2024.07.02

イエジン農業大学フードバリューチェーンオンライン講座の実施

 

2024627日、IDACA職員の東垣が、ASEAN事務局が主催するHRDプロジェクトの寄付講座をオンラインで実施しました。講義には約60名の生徒が参加しており、日本農業の発展や農業協同組合特徴を中心に進められました。

また、28日にはJA町田市の内田聖也次長に講義をしていただきました。

講義は、JA町田市の事業全体の内容を中心に進められました。JA町田市の新入社員の皆様とイエジン農業大学の学生達と意見交換をする機会も設けられ、有意義な講義となりました。

今後ミャンマーへ渡航して現地で講義できる日が来ることを願っています。

2024.06.17

マレーシア協同組合研究所(CIM)訪問

2024528日にIDACAの小林寛史常務理事が戦略的パートナーであるマレーシア協同組合研究所(CIM)を訪問し、今後の業務運営の在り方/連携について意見交換をしました。

 

また、529日と30日には、マレーシア・プトラジャヤにて、CIMが主催する国際協同組合会議に小林常務理事が出席し、連携団体としての証書授与を受けました。同会議にて、小林常務理事は「スマートな成長のためのスマート農業:共同組合原則」のセッションにパネリストとして登壇し、スマート農業に関して実例を交えながら、大きな投資に伴う組合員との合意形成、資金調達、政府(国・地方)との連携が重要であると述べました。

 

この度の訪問は、過去にIDACAが実施した研修に参加した多くの研修員と再会する素晴らしい機会となりました。

2024.06.13

ビサヤス州立大学(フィリピン)にて農業協同組合におけるトレーサビリティ活動に関する講義を実施

531日、IDACA職員の阿久津が、ASEAN事務局が主催する人材育成プログラムの一環として、フィリピンのビサヤス州立大学で農業協同組合におけるトレーサビリティ活動に関する講義を行いました。

講義に加えてワークショップも開催され、約60名の学生が日本の農業協同組合制度について理解を深めました。